【飲食店経営】客単価を最大化する「ポスターサイズと配置」の黄金律|多店舗展開の販促戦略
2025/12/18
ポスターは「デザイン」より「配置とサイズ」で決まる
「全店に販促ポスターを配布したが、店舗によって売上の伸びにバラつきがある」
「デザインにはこだわったが、期待したほど客単価が上がらない」
ポスターラボでは、多店舗展開を行う経営者様や販促担当者様から、このようなご相談をよくいただきます。
実は、ポスター販促のROI(費用対効果)を左右するのは、クリエイティブの質以上に「視距離に合わせたサイズ選定」と「ゾーニング(配置)」です。
お客様の動線と視線の高さに合わせて最適なサイズのポスターを配置することで、ポスターは単なる掲示物から「オペレーション不要の優秀なセールスマン」へと変わり、全店規模での客単価アップを実現します。
今回は、飲食店のエリア別(入り口・客席・レジ横)に、売上を最大化するための最適なサイズと役割を解説します。
1. 【ファサード・店頭】B2・A1サイズ
役割:入店率向上とアンカー商品(看板メニュー)の刷り込み

お客様がまだ入店する前、あるいはエントランスを通過する瞬間の「認知」を獲得するエリアです。
ここでは、数メートル離れた場所からでも一瞬で認識できる「視認性の確保」が最優先事項となります。
最適なサイズ:B2(515×728mm)または A1(594×841mm)
人の身長の半分程度の大きさがあるため、遠目からでもアイキャッチ効果を発揮します。
経営視点の活用ポイント:
一点突破: 文字情報は極限まで削ぎ落とし、「一番売りたい看板メニュー」や「季節限定の高単価商品」のシズル写真(美味しそうな写真)を大きく掲載します。
目的: 詳細を読ませるのではなく、「この店に入りたい」と思わせるフックとして機能させます。
2. 【客席・テーブル壁面】A3・B3サイズ
役割:アイドルタイムを活用したクロスセル(追加注文)

注文後の待ち時間や、食事中のふとした瞬間に目に入るエリアです。
お客様は着席しておりリラックス状態にあるため、比較的近い距離で「情報を読み込む」行動をとります。
ここが客単価アップ(もう一品の注文)の主戦場です。
最適なサイズ: A3(297×420mm)または B3(364×515mm)
着席時の目線の高さに合わせます。大きすぎると圧迫感を与え、小さすぎると見落とされるため、A3程度が最適解です。
経営視点の活用ポイント:
利益率の改善: メイン料理に加え、利益率の高い「ドリンク」「デザート」「トッピング」を提案します。
ファン化の促進: 商品のスペックだけでなく「食材の産地」や「開発秘話」などの読み物コンテンツを盛り込み、ブランドロイヤリティを高める施策も有効です。
3. 【レジ横・カウンター】A4・A5サイズ
役割:会計直前のアップセルとテイクアウト獲得

財布を出している瞬間は、心理的に「追加購入のハードルが最も下がるタイミング」です。
ここではレジ業務の邪魔にならないコンパクトさと、直感的な訴求が求められます。
最適なサイズ: A4(210×297mm)または A5(148×210mm)
小型の自立式パネル(卓上POP)として設置し、スタッフのオペレーションを補助します。
経営視点の活用ポイント:
ついで買い: お土産用の焼き菓子、ドリップコーヒー、次回使えるクーポンなどを配置します。
オペレーション軽減: スタッフが「ご一緒にいかがですか?」と声掛けするきっかけ作り、あるいは声掛けしなくても売れる仕組みを作ります。
まとめ:視距離に合わせたサイズ選びの法則
ポスターサイズを感覚で選ぶのではなく、「お客様との距離」を基準に標準化することで、どの店舗でも再現性の高い販促効果が見込めます。
| 掲示エリア | お客様との距離 | 推奨サイズ | 狙い・KPI |
| 入り口・外壁 | 遠い(2m以上) | B2 / A1 | 集客・メイン商品の認知 |
| 店内壁面 | 中くらい(1〜2m) | B3 / A2 | おすすめメニューの刷り込み |
| テーブル横 | 近い(50cm〜1m) | A3 | 客単価アップ(クロスセル) |
| レジ・卓上 | 至近距離(30cm以内) | A4 / A5 | 最終購入額の底上げ・持ち帰り |

多店舗展開における印刷コストの最適化
店舗ごとにバラバラのサイズで作成するのではなく、上記の基準に沿ってサイズを統一(規格化)することは、
本部でのデザイン制作費や印刷コストの大幅な削減にも繋がります。
ポスターラボでは、飲食店の多店舗展開におけるポスター印刷の実績が多数ございます。
「全店一括で配送」も可能ですので、ぜひポスターラボをご活用ください。











