「全店一括発送」vs「各店個別発送」どちらがお得?物流コストを抑えるポスター発注術
2025/12/18

多店舗展開をされている企業の販促担当者様、毎回のポスター発注で、こんなお悩みはありませんか?
「印刷会社から本部にまとめて届くポスターを、各店舗ごとに仕分けて発送するのが大変…」
「店舗数が多いと、各店への送料だけでバカにならない金額に…」
本部に一括で納品してもらい自社で発送する「本部一括発送」と、
印刷会社から各店舗へ直接届けてもらう「各店個別発送」。
果たしてどちらが、コストと手間の面でお得なのでしょうか?
今回は、全国に50店舗を展開する飲食店をモデルに、それぞれのコストと手間を徹底比較シミュレーションしました。
比較シミュレーションの前提条件
店舗数 全国50店舗
エリア内訳 北海道: 3店舗
東北エリア_1 (青森・秋田・岩手): 3店舗
その他エリア: 44店舗(沖縄県除く)
発注内容 各店にB2ポスター2枚ずつ(合計100枚)
【パターンA】本部一括納品(自社で仕分け・発送)
まずは、印刷工場から本部(例:東京)へまとめて納品し、
本部で各店舗ごとに仕分け・梱包して発送するパターンです。
1. 業務の流れと手間
印刷されたポスターが、大きな段ボールでドサッと本部に届きます。ここからが戦いの始まりです。
届いたポスターを検品し、店舗ごとの枚数に仕分ける。
各店舗宛の送り状を作成する。
ポスターが傷つかないよう、筒や箱に丁寧に梱包する。
集荷を依頼し、発送する。
50店舗分ともなると、会議室が段ボールで埋め尽くされ、他の業務を止めて総出で作業…なんてことも珍しくありません。
2. コスト試算(推定)
- ポスターラボ→本部への送料: 0円(料金10,000円以上で送料無料)
本部→各店舗への送料: 一般的な宅配便料金(平均1,300円と仮定)× 50店舗 = 65,000円
梱包資材費(筒・箱・テープ等): 1店舗あたり200円 × 50店舗 = 10,000円
人件費(作業コスト): 3人で4時間作業(計12時間)× 時給1,500円 = 18,000円
【パターンA 合計推定コスト】 約 93,000円 + 膨大な手間
【パターンB】各店個別発送(ポスターラボから直送)
次に、発注時に配送先リストを提出し、ポスターラボ店舗から全国の各店舗へ直接発送するパターンです。
1. 業務の流れと手間
担当者様の作業は、発注時に「複数配送先設定」をお選び頂くか、「配送先リスト(Excelなど)」を提出するだけです。
印刷が完了したポスターは、ポスターラボ店舗で自動的に各店舗の注文内容に従って梱包され、最短ルートで全国へ発送されます。本部での仕分け作業は一切発生しません。
ポスターは専用の三角ダンボールに入れ、丁寧に梱包してお届けしますので、品質面でも安心です。
2. コスト試算(ポスターラボ料金)
当社の配送料金に基づき計算します。
北海道: 1,210円 × 3店舗 = 3,630円
東北_1 (青森・秋田・岩手): 990円 × 3店舗 = 2,970円
その他エリア: 990円 × 44店舗 = 43,560円
梱包資材費: 0円(送料に含まれます)
人件費(作業コスト): 0円
【パターンB 合計確定コスト】 50,160円 + 手間なし

【結論】個別発送なら、コストも手間も大幅カット!
シミュレーションの結果、「各店個別発送」の方が、送料だけでも約4万円お得になる計算となりました。
さらに、人件費や資材費、何より担当者様の「手間と時間」を考慮すると、その差は歴然です。
また、配送スピードの面でもメリットがあります。
工場から直送するため、本部を経由するよりもスピーディーに各店舗へポスターを届けることができます。
エリアごとの配送日数の目安は以下の通りです。

多店舗展開の販促ご担当者様、次のシーズンからは賢く「個別発送」を利用して、
コスト削減と業務効率化を実現しませんか?
注文の仕方など、ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。











