大判ポスター印刷やDTPデザインの印刷方法・方式

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2017/04/18

大判ポスター印刷やDTPデザインの印刷方法・方式

家庭ではインクジェットプリンタが普及し、オフィスやコンビニではレーザープリンタ(複合機)が普及していますのでインクジェットやレーザーに関しては馴染みがあるのではないでしょうか。
一方でよく聞く「当店はオンデマンド印刷の会社ですので」オンデマンドって何?って思われる方も多くおられます。
オフセット印刷とオンデマンド印刷の違いを中心に、よく登場してくる印刷方法や方式を説明していきます。

印刷方法

・オフセット

オフセット印刷、といえば本当は幅広いのですが、現在ではオフセット=平版オフセット印刷を指します。
つまり本屋さんにある本や雑誌、チラシ、ポスター、ポストカードなど商業印刷物の殆どがオフセット印刷で印刷されています。

・オンデマンド

「要求に応じて作る」のをオンデマンドといい、少量(20枚以下など)の印刷に適しています。また、速乾性のインクを使用するため納期を大幅に短縮することが可能です。
ポスターラボもオンデマンド印刷に属します。

◎用途によっての使い分け

①1枚だけ印刷したい場合

オンデマンド印刷が適しています。

②同じデータを100枚印刷する場合

オフセット印刷が安く、適しています。
ですが「明日には必要」など大至急必要な場合はオンデマンド印刷が適しています。※オフセット印刷の納期目安は2~7日程度です。

③別々のデータを1枚づつ計100枚印刷する場合

1枚づつの注文として、オンデマンド印刷になります。
オフセット印刷は同じデータの大量印刷のみとなります。

④印刷単価が安いのは

ポスターラボでのA2サイズ印刷価格目安
オンデマンド1枚 900円 オフセット50枚 22000円
オンデマンドで10枚印刷しても9000円ですが、50枚印刷すると45000円になるため、20枚あたりを目安にし、超えるようならオフセット印刷のほうが安価になると考えましょう。

印刷方式

・インクジェット印刷

家庭用に普及しているプリンタの殆どがインクジェット方式で、低価格・高画質です。
水性染料インクと水性顔料インクがあり、水性インクは色が混ざりやすく美しい発色が可能でフルカラーを表現できます。
水性“染料”は褪せやすい性質があり、水性“顔料”は染料に比べると色落ちしにくく耐光・耐水性に優れていますが、基本的には太陽光(紫外線)に弱く、屋内用として利用されます。
ポスターラボは顔料インクを使用しています。

・溶剤インクジェット印刷

「溶剤プリンター」と言われ、ヒーターやUV照射によって硬化する、硬化インクを使用します。
水性と違い密着性はとても強く、また耐光・耐候性は最も強いため、主に野外看板や、屋台のようなビニール生地にデザインを印刷するなど、厳しい環境下でも数年は劣化しない強さをもっています。

・レーザー印刷

コンビニに設置されているコピー機(複合機)などは、レーザーでトナーを熱で溶かし定着させるレーザープリンタです。
液体ではないため速乾性は最も高く、印刷速度が最も高速です。
また、定着性も高く耐久性が高いことからオフィス複合機もレーザープリンタを使用するのが当たり前となっています。

・オフセット印刷

版を使って大きなロール紙に連続・高速印刷する輪転機がオフセット印刷のイメージですが、1枚づつ印刷する枚葉機というのもあります。
輪転機は印刷から乾燥、折加工や裁断まで全て自動で行い、本やチラシ、雑誌など大部数印刷を得意とします。
高い耐光・耐候性を持っていますが、オフセットの仕組み上フルカラー印刷は出来ず、CMYK印刷となります。

◎各印刷方式の特徴まとめ

①美しさ・表現力なら水性インクジェット印刷

②野外看板・長期間使用なら溶剤印刷

③速度、耐久性ならレーザー印刷

④大量生産ならオフセット印刷