学会のポスター印刷でよく光沢紙印刷が選ばれる理由としては、主に「手術中の写真を多く使用している」「写真が多い」「正しい発色が重要だ」などの点などが人気の理由です。
学会で使用するポスター印刷では、文字だけではなく手術中の写真を使用して発表する場合や、レントゲン写真を使用しての比較など写真も数多く使用される場合もあります。文字の内容以上に写真部分をしっかり見てもらう必要がある場合の学会ポスターを印刷する場合は、光沢紙が最もオススメになります。またマット紙と違い表面にコート面があり、その下にインクが浸透するためマット紙にくらべると用紙の耐久性があります。
マット紙と比較すると発色の違いは一目瞭然で、鮮やかで、また正しい発色を出しているのが光沢紙印刷です。
近くで見ても光沢紙は解像度が高く、非常に鮮明に写真を印刷することができ、他の用紙で印刷した場合に表現できなかった、見にくかった小さな個所までも表現することが可能です。
光沢紙は蛍光灯などの光があたると、その光のあたっている個所が非常に見にくくなってしまいますが、文字の印字仕上がりは他の用紙に比べても非常に綺麗で、小さな文字でもしっかりはっきり読むことができます。
印刷した写真を拡大してみると、光沢紙は髪の質感や1本1本まで綺麗に再現しているのに対し、マット紙では表現力に劣り、また髪の毛の光沢感もうまく表現することができず、違った色合いに表現されています。一見するとどちらも綺麗に印刷表現されているように感じるかもしれませんが、ここまで拡大して確認すると大きな違いがでてきます。
布ポスター、マット紙は光沢感の無いマット仕上がり。光沢紙、半光沢紙は光沢感のある光沢仕上がりになります。
高い解像度や色彩表現を誇るのは光沢紙になります。ですが、蛍光灯の光などは強く映り込み文字などは読みにくくなります。手術中の写真やレントゲンの写真など、ポスター内に多数の写真を使用しその写真部分の仕上がりを重視するのであれば光沢紙が最もオススメになります。
光沢感を抑えた半光沢紙では解像度はやや落ちるものの、高い色彩表現を保ったまま、視認性は高くなっています。写真も多く使用しているが文字も多い、という場合などで迷う場合はこの半光沢紙印刷が好んで使用されております。
指紋などがつきにくく取り扱いしやすいのも特徴です。
光沢感が一切なく蛍光灯の光などを反射しないため、グラフや文字が中心の学会ポスター印刷には最適です。光沢紙のような表面コートが無いため色彩表現には劣りますが、文字などの視認性やはっきりとした表現が好まれ、学会ポスター印刷という用途においてはマット紙印刷と布ポスター印刷が注文の多数を占めております。
価格面で最も安いのはマット紙で、1~2日で用途を終えることが多い学会ポスター印刷の用途に合っています。
布地(ポリエステル)に印刷するため表現力、色彩表現は他の用紙に比べて劣りますが折りたためるという利便性、そして紙のように破れたりしない耐久性、持ち運びしやすい軽さなど、他の用紙ではできないメリットが多く、学会ポスター印刷という用途においては非常に利用されることの多い用紙になります。
メリット
写真印刷の品質と同じRC印画紙を使用し、鮮明な画像表現ができ発色が良く、高いクオリティに仕上がります。
写真を多く使用している学会ポスターにお薦めです。
デメリット
光沢感があるので光が直接当たる場合は反射して見えづらくなる場合があります。
※価格はすべて税込です。
A0サイズ | 3,135円 |
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900×1400mm(914×1.4mまで) | 3,465円 |
900×1600mm(914×1.6mまで) | 3,850円 |
900×1800mm(914×1.8mまで) | 4,730円 |
900×2000mm(914×2.0mまで) | 5,555円 |